お金持ちになれるかどうかは、財布を見ればわかる

お金持ちになれるかどうかは、財布を見ればわかる

お金持ちになれる人と、なれない人の違いはどこにあるのだろう。

幾多のお金持ちの話を聞いて、またいわゆる「成功本」と呼ばれる成功者のノウハウ本を読んでみると、

その違いがおぼろげながら見えてくる。
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もっとも大きな違いは何かと言えば、ズバリ「お金が「好き」かどうかである。

「お金が嫌いな人なんているのか」そんな声が聞こえてきそうだ。たしかに、お金が好き
か嫌いかと問われれば、ほとんどの人が「お金は大好き」と答えるだろう。

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では、「お金「儲けをする」ことはどうだろうか。

「お金儲けだって好きに決まっている」

ホントにそうですか? ホリエモンが捕まったとき、

「ほら、やっぱり見たことか。

えげつない金儲けばっかりしているから、

こうなるんだ」とちょっぴり溜飲を下げなかっただろうか。

羽振りのいい友人のことを、「金儲けがそんなに楽しいのかよ」と毒づいたことはないだろうか。

誤解がないように言っておくが、ホリエモンを正当化しようというわけではない。

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裁判 で明らかにされていることが事実ならば、ホリエモンは罪を償わなくてはならない。

それは当然のことだが、裁かれるべきはホリエモンの金儲けの手段であって、

金儲けをしたことではない。

あるお金持ちは、ホリエモンについて次のように言った。

「ホリエモンが悪いのは、下手なビジネス、下手な金儲けをしたことに尽きる。

おそらく彼は急ぎすぎたんだろうね。だから非合法なことに手を染めてしまった。

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そういう意味では、金を稼ぐということを理解していない」

この言葉からわかるように、お金持ちは「金を儲ける」ことを否定しない。

ホリエモンが捕まったのは、「金儲け」したからではなく、

きちんとした「金儲け」をしなかったホリエモンが悪いというスタンスである。

さらに、このお金持ちはこうも言った。

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「お金持ちになれない人は、金儲けをどこか卑しいこと、不浄なことだと思っているんだ
よね。それじゃあ、お金は寄ってこないよ」

あなたは、どうだろうか。お金を不浄なもの、

お金儲けを卑しいものだと思っていないだろうか。

日本人はどういうわけか、

お金に対してあまりいいイメージを持っていない人が多いようだ。

株式投資やFX(外国為替証拠金取引)に手を出すのは、

何となく意地汚いことをしているように思ってしまったり、

資産運用についてあれこれ考えるようになると自分が不純になってしまったように感じてしまう。

たしかに、お金儲けを不浄なことだと考えていては、お金がたくさん集まってくることはないだろう。

だから、多くのお金持ちは、「お金持ちになるには、まずお金を好きになること。

お金儲けを卑しいと思わないこと」が重要だと語っているのだ。

「要するに、お金を大切に思わない人がお金持ちになることは難しいということだよ。

お金を大事に思うから、たくさん得ようと努力するし、お金儲けに精を出す。

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その結果として成功があり、資産を増やすことができるんだ」とは前出のお金持ち氏。

では、お金を大切に思うとはどういうことなのだろう?

「お金を大切にする人は、お金が大好きだ。そういう人は、たいていいい財布を持っているね。

大事なお金を入れておくものだから、

安物じゃなくて高級で使い勝手のいいものを愛用しているんだよ。

それから、お金は表裏をきちんと揃えて財布に入れている。

要するに、お金を丁寧に扱うということさ」

なるほど。お金を大切に扱い、好きになること。

お金持ちになる第一歩はそこからはじまるというわけですか。

そういうことなら、まずは財布にぞんざいに突っ込んでいた

福沢諭吉さんと野口英世さんの向きを揃えておきますか。

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