もくじ
マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド
■アブラハムのイサク生贄(Abraham Sacrificing Isaac)1650年
このアブラハムが率いる部族が、ヤハウェ神からのお告げにより、
肥沃な三日月地帯を東から西へと大移動し、約束の地カナンに入ったのは、
紀元前2000年から紀元前1500年頃のことで、
彼らは河(ユーフラテス)の向こうからやってきたという意味を持ち、
外来の遊牧民を指す「ヘブライ人」と呼ばれました。
イスラエルを建国してからはイスラエル人と呼ばれ、ソロモンの死後、
イスラエルは北イスラエル(10支族)と
南ユダ(2支族:ユダ族、ベニヤミン族)に分裂し、
北イスラエルの10支族はアッシリアに滅ぼされ、
10支族は日本に流れ着き天皇家の祖先となったという説もあります。
南ユダはバビロニアに滅ぼされ、2支族は捕囚されますが、
バビロニアがペルシャ帝国に破れ、南ユダの2支族はイスラエルに
帰還することができました。
以後、イスラエル人は、ユダヤ人と呼ばれるようになります。
今から、お話しする世界最大の財閥、ロスチャイルド家は、
このユダヤ民族で、ドイツのフランクフルトにあるユダヤ人ゲットーで生まれた、
マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド(1744-1812年)から始まります。