毎日もらえる利益がある?

FXには、これまで解説した「レートの差」をねらった利益(為替差益)のほかに、「スワップポイント」と呼ばれる2つの通貨の金利差から得られる利益があります。
各通貨には、それぞれ国が定めた金利があるため、高金利の通貨を買い、低金利の通貨を売ることでその金利差を受取ることができます。
金額は大きくありませんが、スワップポイントは毎日受取ることができるので、FXの魅力の一つとされています。

CHECK POINT Q:スワップポイントっていくらもらえるの?

2016年1月~12月の1年間、豪ドル/円の買い建玉を1万ドル保有した場合、年間で12,410円受取ることができました。

  • ※1日あたり34円(auじぶん銀行実績)

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取引によっては「支払う」場合も

スワップポイントは、ただ「受取る」だけではなく「支払う」場合もあるということに注意が必要です。
外貨を買って円を売るお取引(買いからスタート)の場合、多くの通貨が円より高金利のため、スワップポイントを受取る可能性が高いですが、円より低金利の通貨を買えば逆に支払わなければなりません。また、高金利通貨を売って低金利通貨を買う(売りからスタート)場合もスワップポイントは支払いとなります。
長期間保有してしまうと、損失額が大きくなる可能性もありますので、十分に注意してください。
また、スワップポイントは固定ではなく、金利情勢などにより受取りから支払い(支払いから受取り)に転じる可能性もあります。

  • ※スワップポイントは、建玉を保有したままニューヨーク市場のクローズ(日本時間午前7:00。サマータイム適用時は日本時間午前6:00)を迎え、翌取引日に持ち越したときに付与されます。同日中に決済(反対売買)を行った場合は付与されません。

CHECK POINT

スワップポイントの付与日数は、受渡日(取引日の原則2営業日後)が何日分繰り越したかで決定します。

  • ※各国の祝日によって受渡日が変わり、スワップポイント付与日数にも影響します。日々のスワップポイント付与日数に取引画面にてご確認いただけます。
[図]

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